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お知らせ

2017年05月01日

 

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塵も積もれば山となる

2016年12月20日

 12月も半ば過ぎ、すっかり冬を迎えました。冷たい空気が肌を刺し、外へ出るのがためらわれるような寒い日が続きますね。そんな中、18日に閉幕を迎えた全館コレクション展にはたくさんの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました!
 次回の展覧会は年が明けた来年の1月3日(火)から、「ゴッホとゴーギャン」展が始まります。こちらの準備も着々と進んでいます、みなさま、どうぞお楽しみに。


 さて、年末が近づいてそろそろ大掃除の準備を…なんて考えている方もいるかもしれません。美術館のお掃除はというと、展示室は毎朝開館前に清掃スタッフの方がすべての部屋をきれいにしてくださっています。学芸員だけでは手が回らないところを補っていただき、お客様を気持ちよくお迎えする準備ができているのです。さらに、ほこりや塵は虫を呼び寄せるエサにもなります。美術品をまもるという意味でも掃除はとても大事なのですね。


 しかし収蔵庫など、限られた職員しか入ることのできないエリアの日々の掃除は、学芸員でやらなければなりません。「収蔵庫」とは、展示していない作品たちを保管しておくための部屋で、ここに虫やカビなどが発生してしまっては大変です。日頃から気付いた職員が掃除をするようにはしているのですが、やはり行き届かない所があったり、期間が空いてしまったり・・・ということがしばしば。しかし掃除を怠って作品になにかあってはいけません。なので収蔵庫については、業者の方に本格的な掃除をお願いすることがあります。(各方面のプロの方々の手を借りながら、美術館は成り立っているのです。)
 

 今回は、本格的な掃除に先駆けておこなわれた「清浄度調査」について、ご報告しようと思います。


 「清浄度調査」は、掃除の前と後に一回ずつ実施していただきます。その空間がどのくらい汚れているのかを調べるもので、掃除前後の結果を比較すれば、掃除による効果を可視化させることができます。収蔵庫内のさまざまな場所(人が通るところ、すみっこのところ、棚の上など)、数十か所の地点を調査していただくのですが、これは収蔵庫の中の汚れやすい場所を把握するためで、わたしたちが日常でおこなう掃除のときに役立つ情報となるのです。


 さて、調査実施日の朝。まずは収蔵庫前で作業リーダーによるあいさつと本日の作業工程の説明です。


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 作品を移動させることもあるので、美術品の輸送・展示専門の作業員さん達も一緒に入っていただきます。作品が置かれている空間での作業は気を使いますし、限られた時間内で調査をおこなうためにはチームワークが大事です。打ち合わせはしっかりと。

 


 今回の調査では掃除機と粘着フィルム、そして綿棒の3つの道具を使って収蔵庫内に堆積している埃や塵、そして菌類の量や種類をしらべます。どのくらい塵埃が溜まっているのか、どんな菌類が見つかるのか・・・美術館の職員としてはドキドキします。

 

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掃除機をつかって1平方メートル内の塵埃を採取します。
 

 

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塵埃が本体まで入ってしまわないよう、延長管の途中で不織布をかませてキャッチできるようになっています。こまかい工夫がされています。

 

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粘着フィルムを床や棚の上にぺたんと貼ってはがすと、塵埃がくっ付いてきます。このフィルム、実は医療の現場で使われる滅菌フィルムなんだそうです。
 

 

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 棚の上も忘れずに。吸引調査は約50箇所、フィルム調査は約70箇所でおこないました。

 


そして、綿棒を使って床面に付着した菌類を採取します。
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 美術品に悪さをする代表的な菌にはカビなどがあり、環境条件によっては紙の作品に茶色いシミを発生させてしまうといったことがあるのです。なので、菌類の生息状況を把握しておくことも重要です。綿棒で床面を撫でる、というこの作業。掃除機やフィルムと違って、綿棒を扱う人の力加減が重要になります。収蔵庫内の約50か所の地点でおこないますが、力の入れ具合が変わると正確に比較することができなくなってしまいます。すべての地点において、同じ力加減で綿棒を扱わなければならない、集中力と根気の要る作業です。

 

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 今回、採取したものは業者さんに持ち帰っていただき、美術館には後日、各地点における塵埃の量や種類、菌類の生息状況などを一覧にしたものが送られてきます。


 一日がかりだったこの作業、実はさまざまな苦労がありました。まずは服装。不織布でできた使い捨ての保護服を着て、頭にはヘアキャップ、口元にはマスク、さらにゴム製の手袋も装着して全身を覆います。伸縮性の無い防護服で動きは制限され、マスクのせいで息苦しさもあります。しかしこれは人の服や髪の毛に付着した埃や塵、菌などが結果に影響を与えてしまうのを防ぐためです。このような装備にくわえて、作業中は埃を舞い上げないために常にゆっくりとした動作を強いられます。走ることはもちろん厳禁、歩くときは足の上げ下げに注意を払い、できるだけ空気を乱さないようにそーっと動きます。自然と全身に力が入ってしまい、体が強張ります。そしてさらにもうひとつ、収蔵庫の中は作品にとって最適な気温が常に保たれています。この部屋の温度は22℃ほど、いつもは暑くも寒くもありませんが、洋服の上に保護服を着て体を強張らせながら重たい作品を運んだりすると、じんわりと汗をかいてくる温度です。一日中、この状況下で黙々と頑張ってくださった作業員さんには本当に頭が下がります。

 

 無事に作業が終了し、収蔵庫の外に出て様々な制約から解放されたわたしたちは全員、ホッとした表情になりました。みなさん、本当にお疲れさまでした。今回の調査結果を受けて、いよいよ次に掃除をおこなうのは、来年の2月頃の予定です。


 このように、作品を良い状態で保存しておくために、長い時間をかけてこつこつとおこなっている裏側の仕事は他にもたくさんあります。どれも根気のいる地味な作業ばかりで、展覧会の華やかさとは結び付かないかもしれません。しかしこうした地道な努力の積み重ねによって、これまでも、そしてこれからも長い間、美術品はまもられてゆくのです。(Ay.K)

いよいよ夏本番、8月に突入ですね。

そしてあいちトリエンナーレ2016の開幕までついに10日を切りました!現場の熱量は日に日に増し、展示作業も佳境に入っています。皆さま、楽しみにしていてくださいね。

 


さて、トリエンナーレ準備のため、7月はまるまる閉館していた美術館ですが、展示室でディスプレイ設営や現場入りしたアーティストの作品制作が着々と進む中、実は収蔵庫では、木村定三コレクションの陶磁器の調査が繰り広げられていました。木村ご夫妻によるご寄贈以来、作品の調査・研究と目録の作成が断続的に進められており、今年度の対象は日本と中国それぞれの陶磁器コレクションです。新米学芸員の筆者は、今回初めて木村定三コレクションの調査に立ち会いましたので、その様子をレポートしてみます。


ここでは7月の初旬に行われた中国陶磁の調査についてご紹介します。専門の研究者である沖縄県立芸術大学教授の森達也先生にお越しいただき、我々学芸員は森先生の調査内容を口述筆記する記録係と、作品を扱うハンドラーに分かれて進められました。

 


↑まずは前日の準備から。作業台をセッティングし、対象となる作品を収蔵庫から取り出して順番に並べていきます。作品は、どの収蔵庫のどの棚にしまってあるか全て記録・管理されているので、リストを頼りにスムーズに探し出すことができます。
 


↑調査当日、ハンドラーが作品を箱から取り出し、速やかに採寸していきます。基本的に口径、底径、高さを測定し、形態が複雑なものに関してはその都度森先生に測定箇所を確認しながら進めていきます。ハンドラーのもう一つの作業は、作品の付属品のチェックです。例えば作品の箱には、その作品に関わる情報が書かれている場合が多く、それらをメモに書き写していきます。また箱を包んでいた風呂敷の角には、木村定三氏ご本人による作品名の記述が縫い付けられていたり、熊谷守一による箱書きも見受けられ、木村氏の作品への思い入れが垣間見られたりもします。




↑作品のスタンバイができたら、森先生が調書を確認しながら、作品を手に取りじっくりと観察・分析していきます。記録係は、先生がおっしゃる作品名(より正確な新しい名称に変更される場合があります)、作家名(あれば)、制作年代、産地(窯の名前)、技法材料などを書き取っていきます。作品そのものだけ、あるいは付属品から、調査者がいかに情報を引き出し、自らの知識や経験と結びつけてどのように美術史の中に位置づけていくのか。その様子を隣で見聞きできるのは、まさしく調査の生の現場ならではの刺激的な体験です。
   



↑作品の状態や、形態・文様の特徴など、専門外の学芸員には分からないことも実物を目の前に丁寧に説明していただきました。また、作品の写真を撮り直す場合、どのような角度から撮影すればその作品の特徴や魅力が伝わるか、的確な撮影方法も指導していただきます。

 

調査が終わると、ハンドラーが作品を元のように梱包して棚に戻し、次の作品を作業台に設置し採寸する、という作業を繰り返していきます。こうした流れ作業とチームワークのもと、2日間で約30の作品の調査が行われました。

今回の調査の立ち会いを経て、陶磁器作品を扱う上での作法を基礎から学ぶことができました(と言ってもまだ慣れない手つきなので、早く身につくように訓練が必要です)。また何より、実物に触れ、360度様々な角度からじっくりと作品を見ることができる貴重な機会となりました。これぞ学芸員の醍醐味ですね。森先生による次回の中国陶磁コレクションの調査は9月末。より手際よくお手伝いできるように頑張ります!(AK)

 美術館の屋上ではつつじがきれいな季節となってまいりました(この記事を書いているのは5月末です)。彫刻もうれしそうに見えます。まだつぼみもありますので、写真よりももっときれいになるはずです。しかし、花の命は短し、この記事を掲載するころには、姿かたちを随分と変えてしまうのでしょうね。果かなく定められた物事の移り変わりを記憶の中にのみ留めておくなんて美しいかもしれませんが、そんな風にやっていたら、寄る年波には勝てず、先ほど耳にしたことを直ちに忘却の彼方に追いやる昨今の自らを省みると、花の命よりも記憶のほうがはるかに果かないなんてことになりかねません。

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 ということで、そんな私たちの欠落を補い、視覚的なイメージを記録する革命的なメディアとなった写真に敬意を表して、今回は美術館における写真撮影についてご紹介しようと思います。


 新人(若くはないですが)の私が現在担当しているのは、コレクション展や写真関連のことなどです。写真といっても、美術作品としての写真でもなければ、自撮棒を振り回すタイプの写真でもありません。愛知県美術館は多数の作品を所蔵していますが、図録を作ったり、広報用のポスターやチラシを作るためには、精度の高い作品写真が必要となります。そこでどうするか、というと、一点一点作品の写真を撮るのです。とはいえ、スナップ写真のように簡単にいくわけではありません。


 作品といっても、絵画もあれば立体作品もあり、巨大作品や脆弱な作品もあります。写真撮影のためにまず、撮影できる場所に作品を設置するだけでも一苦労です。ここで紹介するのは設楽知昭さんが綿布で作った服を着たまま、その服を画布にしてテンペラ絵具で描いた≪目の服・上衣≫の撮影シーンですが、服という不安定な形態をとる作品を、絵具の剥離や損傷がないように移動させ、撮影に適した場所に設置するだけで、かなり気を遣います。ちょうど先日まで展示中であった機会をとらえて、展示室内での移動だけで済むように配慮しました。写真は、N学芸員の指導のもと、展示場所から慎重に作品を下ろした後に担架に乗せるように移動させて、撮影場所の壁面に再設置している様子です。

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 続いてカメラマンのKさんに登場いただきましょう。貴重な作品の写真をより良いものに仕上げるにはやはりプロの技が必要です。まずは機材を展示室に運び入れ、撮影場所を確認してもらった後に、照明の準備にかかります。
 みなさんも絵をカメラで撮影したら自分の顔も写りこんでいた(もし怖い絵を写したからといって、こんな場合は心霊写真ではないですね)、記念撮影で顔が真っ黒に写った、など失敗談は多々あるのではないかと思いますが、作品を撮影する際に、その作品の見栄えを損なってしまってはイメージ稼業の美術館にとっては元も子もありません。また、作品によっては油彩画や金属を使った作品のように反射してしまうもの、凹凸があって作品内に影ができてしまうものなど、光の扱いが難しいものがあります。照明の当て具合が出来上がりを左右してしまいますのでカメラマンは細心の注意を払い、光量を確認しながら作業を進めます。傘型の機材は、被写体が他人から見えないように隠しているわけではなく、光の当たり具合を調節しているというわけです。

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 ところで、最後の写真では撮影に使ったカメラが写っていますね。多くの方はご存じないか、最近は目にされていないのではないでしょうか。これは通称「シノゴ」と呼ばれている4×5インチ(102×127mm)のフィルムを使う大きなカメラです。若い世代はもうデジタルカメラしか知らないそうですが、以前は35ミリフィルムカメラがほとんどでした。その呼び名はフィルムの幅に由来していますが、「シノゴ」は35ミリよりも情報量がかなり大きく、ポスターなどに大きく引き伸ばしてもきめ細やかな画像を得ることができます。美術館業界では「シノゴ」は主流でしたが、昨今の急速なデジタル化の波にのまれて、フィルムカメラの利用は全般に激減し、Kカメラマンも本当に数少ないフィルムカメラの撮影で緊張する、とのこと。それでも愛知県美術館では今後の動静を見守る必要を感じながらも、これまでの「シノゴ」に対する品質面での信頼感がありますし、デジタルではデータのコピーなどによる不正利用に関してコントロールが困難な面があること、色調や解像度などの内容面でも同様に制御が難しいことなどから、フィルムを採用しています。


 ということで≪目の服・上衣≫の撮影は無事終了、あとは片づけをして、フィルムの納品を待つだけです。
Kさん、ご協力ありがとうございました。
愛知県美術館の作品をあしらったポスターをご覧になったら、それには欠かせない撮影のことにも、ちょっとだけでも思いを馳せていただければうれしいです。
(RH)

担当させてもらったコレクション展内の企画「出来事――いま、ここ という経験」「黄金伝説」展と同時開催中(5月29日まで)です!コレクション展を初めて一から担当させてもらったのですが、今回はその裏話を少しお話したいと思います。
コレクション展を企画するためには、その美術館の所蔵品をどれだけ熟知しているかが重要なポイントになります。しかし、愛知県美が所蔵している作品は約8000件…私の浅い経験では全部の作品を把握出来ていないため、ひとまずはじめは自分の知っている範囲で展示プランを考え始めました。しかし、それだけではもちろん不十分、と経験豊富な先輩学芸員に「こういうテーマでやりたいのだけれども…」とぽろぽろと相談し始めると、「あれは?」「これは?」と次々知らない作品を教えてもらうことができました。それによってテーマを拡充することが出来るような作品も加わり、だんだんとボリュームが増えていきます。

コレクション展示の作品選定には様々な事情が絡んできます。この作品は久しく出していないからor新収蔵作品だし、このタイミングで出したいね…といったこともあったり、収蔵庫の作品の状態もそれぞれに異なっています。展示に際しては額装が必要な作品、状態を考慮すると今は展示出来ない作品、展示作業が大がかりになるため人員と時間を確保しなければならず今回は難しい作品などもありました。単にコンセプトに合う作品を選ぶだけではなく、このような条件を考慮しながら展示を構成し、作業のスケジュールを計算していきます。

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↑ 時々出して展示方法を代々引き継ぐべき作品パク・ヒョンギブルー・ダイニング・テーブル

第2章にあたる「出来事を共有する」では、1970年に行われた第10回東京ビエンナーレ「人間と物質」展をひとつの出来事として捉えることを試みています。当館に安齋重男、大辻清司の写真があることは知っていたのですが、企画段階で両者が同じ展覧会を撮影していたことに気が付きました。ということは、二人は写真家として、この出来事を異なる形で共有していたといえるのかもしれない…と思い、その視点の違いを対比的に見せてみることにしました。さらに、複数の批評家が記した展評やドキュメントもひとつの展覧会を浮かび上がらせるための記録として展示しています。
実はこの「人間と物質」展、愛知県美術館の前身、愛知県文化会館美術館も当時の巡回先となっていたのです。せっかくなのでその様子もお伝えできればと考え、残されている文化会館時代の資料を漁ってみたのですが、残念ながら今回は関連したものを見つけることは出来ませんでした。しかし、展示を伝える愛知県文化会館ニュース「窓口」(発行は1961-91年。古くから当館をご愛顧していただいている方には懐かしの?)や、毎日新聞の紹介記事を取り上げています。これは愛知在住の作家さんから特別協力を得て実現することができました。この場を借りて改めて感謝します。

 

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↑開催前夜。普段とは違う紙でキャプションを用意したり、全文に目を通してもらえるよう雑誌の他ページをコピーしたりして、ぎりぎりまでかかった展示作業もなんとか終了…。

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↑当時の新聞記事

批評家・中原佑介による企画の先駆性から現在、再び注目されている「人間と物質」展ですが、愛知の他に京都、福岡にも巡回しており、開催期間は短かったものの各地の鑑賞者、作家たちに大いに刺激を与えたことは間違いありません。巡回先のひとつであった愛知の資料はなかなか少ないようですが、個人的にはこれを機にまた調査していきたいと思っています。名古屋は特に縁のない土地でしたが、コレクション展をきっかけにこの土地固有の視点を持てたことはとても嬉しいことでした。黄金伝説展だけでなく、この機会に是非コレクション展にも足をお運びいただければと思います!

*第3章「記憶のなかの出来事」で展示している野田弘志「湿原」シリーズは、1983-85年に朝日新聞に掲載されていた加藤乙彦による連載小説の挿絵として描かれたものだそう。当時、紙面上で読まれていた方はもしかして小説を思い出されるかもしれません。(N.O)