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ライオネル・ファイニンガー回顧展いよいよ開催!

2008年10月20日

 ライオネル・ファイニンガー回顧展いよいよ開催!

 先週末から始まったライオネル・ファイニンガーの回顧展。一般の方の目に触れることのない展示作業の一部をご紹介しましょう。

 今回の展覧会のオススメのひとつは、ファイニンガーが手作りしたオモチャです。6ヶ所から借用した建物や舟や人物のオモチャをまとめて一つの街を作っています。前会場の横須賀美術館から巡回してきた専用の展示台には、一つ一つのオモチャがどこに置かれていたかを示す付箋が貼られていました。

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▲付箋の貼られた展示台

 しかし愛知県美術館では前会場とは同じ展示をしませんでした。段差を付けて立体的に展示をしたらどうかというルックハルト博士(監修者)の提案により、灰色のウレタンフォームを3段重ねにして段差を作り(段差の制作は当館の某学芸員による)、作品の位置も自由に変更しました。愛知県美術館に出現したオモチャによる街は、この展覧会の会期中だけ存在し、終了後は消滅してしまいます。そんな街の写真を監修者が欲しがっていました。

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▲段差がついています

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▲不安定な作品をどう展示するか監修者と相談

 

 果たしてどのような街ができたのか、会場で確認してみてください。

(HF)