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漫画家ファイニンガー

2008年11月06日

 ライオネル・ファイニンガー展、好評開催中です! クリスタルの画家ファイニンガーにオモチャ作家としての側面があることは、10月20日にHF学芸員がこのブログでお話ししました。今日は、さらに別の興味深い側面についてご紹介しましょう。

 ファイニンガーはなんと漫画家でもありました。1906年の一時期、アメリカの『シカゴ・サンデー・トリビューン』という新聞に、毎週日曜日「キンダー・キッズ」という漫画を描いていたのです。これは、キンダー家の3兄弟と1匹の愛犬がバスタブに乗ってニューヨークの港から航海の冒険に出る物語です。今回の展覧会では、この「キンダー・キッズ」から21話、さらにファイニンガーが同じ年に同じ新聞に描いていたもう1つの漫画「ウィー・ウィリー・ウィンキーの世界」から4話、計25話のファイニンガー漫画を展示しています。

 それら25話の中で特に面白かったり重要な11話については、吹き出しの中だけ日本語に変えたものをパネルにして、オリジナル作品の横に添えてあります。これらの漫画、とっても楽しいですから、ぜひいらしてご覧になってください。

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▲オリジナル作品(右)と日本語訳パネル(左)

 

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▲「キンダー・キッズ」の1コマ(日本語訳パネル)

 

 ファイニンガー展は来月23日までです。会期終盤は混雑が予想されますので、ゆったりしたご観覧をお望みの方は、どうぞお早目のご来館を!
(TO)