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美術館は月曜日が休み。学芸員も休み?

2009年02月09日

  愛知県美術館も他の多くの美術館・博物館と同じく基本的に月曜日が休館日です。美術館が休みだから学芸員もみんな休んでいるだろうと思いこんでいる人が案外多いのでは? 私自身、「月曜日は休館日だから休みだと思って連絡しなかったヨ」などと言われた経験が結構あります。愛知県美術館の場合、館長以下14人の学芸員がいますが、基本的に土日が休みです。だから、月曜日は休館日でも何人かの学芸員は出勤しています。ただし、―ここからが重要!―土日も美術館は開いているので、学芸員が誰もいないというわけにはいきません。そこで土日でも4人の学芸員が出勤するローテーションを組んでいます(ちなみに土日に出勤した人は、その前後の金曜日と月曜日が休みになります)。学芸員個人からすると、ひと月に一回くらいの割合で土日勤務が巡ってきます。
 では、月曜日の休館日に学芸員はいったい何をしているか? 休館日には休館日にしかできない仕事があるのです。たとえば球の切れた展示室の照明を取り替えたり、業者がおこなう各種の点検に立ち会ったりとか(展示室や収蔵庫に業者が入る場合は、学芸員が必ず立ち会います)。展示作品を入れ替える作業をすることもあります。先週の休館日には、出勤している学芸員が数人がかりで、一日かけてワイエス展に展示されている一部作品の場所を入れ替える作業をしました。展示室で、ワイエス担当のM学芸員から、こことここを入れ替えるという計画を聞かされたときには、総合的に判断して今日はやめておいた方がいいかなとも思いましたが、思い切ってやってしまいました。

(HF)

展示替え前
thmnl_before.jpg

展示替え後(深緑色のバックパネルは長くて重いので移動がとてもたいへんでした)
thmnl_after.jpg