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ワイエス展 ワークショップ その2 「かさかさな絵を描こう!」の巻

2009年02月17日

今日は、小学校4年生から中学生までを対象としたワークショップ「かさかさな絵を描こう」のご報告です。
 
「かさかさな絵を描こう!」
24日(土)14:00から16:00 対象:小学校4年生から中学生 参加人数:19名

このプログラムでは、ワイエスの水彩画技法の1つであるドライブラッシュ(水気をしぼった筆で描く技法)に挑戦しました。水と絵の具を使ったワークショップは、初めての試みです。もちろん美術館内のロビーなどでは水の使用が絶対無理なので、今回の会場は、チケット売り場横のスペースを使いました。

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↑ 会場の様子。床に巻きダンボールを敷いたり、机やイスを出したりと、準備が結構大変でした。。。


初めに、ワークシートを使ってドライブラッシュの作品を鑑賞し、その後、作品を輪郭線で描いた《鉄兜》(松ぼっくり男爵習作)《ラスト・ナイト》《鷹の木》の3点から1点選んで、ドライブラッシュによる彩色をしていきました。

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↑ 展示室では、対象のドライブラッシュ作品を3点鑑賞していきました。

 

筆の水気をティッシュを使いながら取り除き(ちなみに、ワイエスはティシュではなく親指と人差し指で水気を取り除いていたようです)、画面へと塗っていくのですが、どれだけ水を絞ればいいのか、絵の具と水の分量はどのくらいが丁度いいのか、その感触をつかむのが難しかったようです。

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↑ 横に作品図版を置いて、ドライブラッシュに挑戦中


ドライブラッシュの指導は、「ワーキンググループ」の先生方でおこない、筆につける絵の具の量や、筆の走らせ方など、実演しつつアドバイスをされていました。

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制作後に、再度展示室で、作品を鑑賞したのですが、その後の感想には、「暗いところと明るいところを分けて描いたほうがもっとよかったと思いました」とか「ワイエスの作品は、葉っぱ1本1本ていねいに描いてありました。ぼくも、もっと細かいところに気をつけて描きたいです」といったことが書かれており、ドライブラッシュを体験したことによって、新たな視点で作品をみることができたのではないかと思います。



「かさかさな絵を描こう!」の制作物が、ワイエス展開催期間中ラウンジ(所蔵作品展入り口前)にて展示してあります。会場にお越しの際は、ぜひご覧くださいっ。

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↑ 作品は、パネルの裏表に展示してあります。

(RK)