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ワイエス展 ワークショップ その3 「鉛筆デッサンをしよう」の巻

2009年02月19日

最後のご紹介は、高校生が対象のプログラム。高校生を限定に対象としたワークショップを実施するのは、初の試みでした。

「鉛筆デッサンをしよう。」
25日(日)13:00から16:00 対象:高校生 参加人数:33名


高校生を対象としたプログラムでは、その名の通り鉛筆デッサンをしました。まずは作品を鑑賞し、その後、作品模写と静物デッサンの2つから参加者が自由に選んで挑戦です。模写は、《クリスティーナの世界》習作、《アラベラ》習作、《そよ風》習作、《雪まじりの風》習作の4点から選び、静物デッサンでは、石、松ぼっくり、木の3つから選んでデッサンしていきました。
模写では、あらかじめ対象作品の大まかな輪郭線を描写したものが印刷された用紙に描いていきます。デッサン用紙の横に置いた作品のコピーをじっくり観察しながら、ワイエス作品に近づけていました。

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↑ 画板に作品のコピーとデッサン用の紙を並べて、描きこんでいます。


静物デッサンは、こちらで準備したものをデッサンしていくのですが、今回静物デッサン用に準備した材料は先生方によって集められたものばかりです。石は、《火打石》によく似たものを、三重県の山から運んできたり、松ぼっくりは小学校の先生の協力で近所の松林から拾ってきてもらったり、枝も木から切り取ったもの持ってきたりと、先生方に苦労して集めていただいたことで、充実した内容となりました。

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↑ 各地から集められたモティーフたち

 

作品鑑賞後、デッサンへと進んでいったのですが、鉛筆が動き始めると、半端ない集中力で描き進めていました。シャシャシャーシャッっと鉛筆の擦れる音とともに、作品が出来上がっていく感じです。

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↑ 松ぼっくりをデッサン中

 

制作していた場所は、「かさかさな絵を描こう」同様にチケット売り場横のスペースだったため、他の来館者の人たちも多く見学してくださっていたのですが、その視線も感じていないかのような集中振りで、その方たちも感心した様子で眺めていました。

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↑ 会場の様子

初めての高校生対象プログラムは、終始、参加者のみんなの集中力に圧倒された感じでした。

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「鉛筆デッサンをしよう。」の制作物は、「かさかさな絵を描こう!」と同様に、ワイエス展開催期間中ラウンジ(所蔵作品展入り口前)にて展示してあります。会場にお越しの際は、ぜひご覧になって下さい。

(RK)