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 あいちトリエンナーレ2010が開幕し、毎日会場ではたくさんの方々が現代美術に楽しまれています。そんななか、子どもたちで大にぎわいのスペースがあります。
 愛知芸術文化センター8階にある「キッズトリエンナーレ」、通称“デンスタジオ”です。
 デンスタジオの「デン」とは、「穴ぐら」とか「隠れ家」とかを意味する英語に由来していて、子ども時代のひみつの場所をイメージしたネーミングになっています。

 

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↑デンスタジオ 入口

 

 デンスタジオは、子どもたちがいつ来てもなにかしら作品をつくることができる創作の場です。紙、色紙、絵具、ダンボール、木ぎれなど様々な材料が用意されていて、なにをつくるかは子どもたちの自由です。
 

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↑ダンボールの大きなタワーのなかに、いろいろな材料が用意されています
 家族やきょうだいと楽しそうにつくる子どもたち

 

 なにをつくっていいかわからないという子どものためには「いつでもプログラム」が用意されていて、和紙、陶片、金属などなど、いろいろな材料を使って何かを作れるように、ボランティアの方々が子どもたちをサポートしてくれます。

 

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↑「いつでもプログラム」の様子

 

 夏休み中ということもあって、ときに入場制限をもうけなくてはならないほどの混みようです。また、事前申し込み制のプログラムも週末を中心に開かれています。(全プログラム9/6締切。お問い合わせ:あいちトリエンナーレ実行委員会TEL:052-971-6111)。スタジオの壁は、制作した作品の発表の場であり、自由な落書きの場でもあります。開会前の壁やカーテンは真っ白でしたが、プログラムの中で子どもたちは思い切り色を塗って、家や学校ではしかられそうなことをやってしまいました。

 

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↑デンスタジオをデザインした稲葉伸行さんによるプログラム「ダイナミックお絵かき」
 壁に自由に描いています


 子どもたちの創作の跡や作品で、毎日部屋の様子は変化しています。今日はどんなかなと、是非のぞいてみてください。小さなアーティストたちの真剣な面差しに出会えますよ。

(M.F.)

福岡県太宰府市の九州国立博物館(九博)で上記のシンポジウムが開かれました。

 

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↑太宰府天満宮の参道を通り、光のトンネルを抜けると、ガラスの壁面で覆われた巨大な建物が出現します。手前に並ぶ大きな蓮の鉢は九博のボランティアが設置してくれたものだそうです。

 

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↑博物館内のミュージアムホールという立派な会場で行なわれました。

 

今回で3回目のシンポジウムで、過去2回はIPMの草分け的存在の保存担当N.N.さんが参加しましたが、今回は私が行ってきました(日程が重なったため「愛知トリエンナーレ2010」の開会に立ち会えなかったのが心残りです)。IPMという言葉はまだWHO のように市民権を得ていないので、何のこっちゃわからんという方がほとんどだと思います。気になる人はN.N.さんが書いた8月18日の裏方通信番外編のブログを読んでください。

 

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↑エントランスホールでは、シンポジウムのタイアップ企画で「IPM市民フォーラム」というポスターセッションが行なわれました。


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↑上の写真の拡大(愛知県美術館の事例)です。

 

初日は市民報告会として「愛知県美術館友の会サポート活動とIPMプログラム」という演題で、愛知県美術館友の会所蔵品管理サポート部会の代表お二人と一緒に当館の事例を発表しました。

 

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↑友の会の武藤さんです。

 
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↑友の会の伊藤さんです。

 

愛知県美術館ではボランティア組織はないけれど、友の会という組織があり、その会員によるモニター部会と所蔵品管理サポート部会という部会が美術館を支援してくれており、これらサポート部会がいわばボランティアに代わるものとして活動していること、後者の部会の活動の中ではIPMに関わることが行なわれているといった内容です。予行演習もせずにぶっつけ本番で臨んだのですが、予定時間ぴったりに終わったそうで何よりでした。

(H.F.)

 

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↑おまけ:太宰府天満宮です。頭が良くなりますように。

 

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↑もひとつおまけ:町で見かけた古い看板。カンコーって菅公のことだったのか。納得。
 

 本年度の愛知県の(愛知県美術館のではなく)一大イベントである「あいちトリエンナーレ2010」のプレスや関係者向けの内覧会が8月20日に行われました。

 

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↑今回のシンボル的作家、草間彌生の作品がロビーを華やかにしています

 

 前日夜遅く、いや当日朝まで、様々な困難や混乱を乗り越え、信じられないようなスケジュールで展示作業が行われて、やっと内覧会を迎えることができました。
 この「あいちトリエンナーレ2010」は愛知県美術館の主催事業ではありませんが、展覧会場の一部となっていることもあり、美術館の学芸員は総出でサポートにあたりました。

 

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↑北京オリンピックの芸術監督として広く知られるようになった蔡國強の火薬で描かれた作品

 

 中心となる現代美術展の展示は、それぞれの作家の力作揃いで、世界各地(24カ国)から来た作家たちの今の社会や世界あるいは人間を見つめることで創作された作品からは、芸術作品と呼ばれるものが単なる飾り物ではないことを感じさせてくれます。

 

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↑芸術文化センターフォーラムには松井紫朗の巨大オブジェが出現

 

 また美術館の枠を飛び出したものもあり、「あいちトリエンナーレ2010」の会場は芸術文化センターのフォーラムや隣接するオアシス21、名古屋市美術館、長者町あたりの街中、堀川沿いにある納屋橋会場と見所いっぱいです。21日土曜日からは一般公開が始まります。是非お早めにお出かけください。

(ST)

 

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↑ショップには普段以上に魅力的なグッズがいっぱいです

 裏方通信番外編、再び所蔵品管理サポート部会(以下、この文章内では「サポート部会」と略す)の話題です。このサポート部会の日頃の活動は「地味」の一言に尽きるので、遠く九州のそれも国立博物館との交流というのは、驚かれるかもしれませんね。
 話は2年前に遡ります。九州国立博物館(以下、九博と略す)は平成19年から20年にかけて、「市民共同型IPM活動に関する研究会」というのをなさいました。ここではIPM(*1)についての説明はスキップしますが、まあ美術館博物館が文化財を未来に向けてまもってゆくために、近年選択されることが増えてきている一つの手法のこと・・・ぐらいに今は理解して下さい。そしてこれを博物館という枠の中にいる人間だけでなく、本来の文化財、博物館の所有者である市民のみなさんと共に実践してゆくにはどうすれば良いのか、というのが、この時の九博さんの研究テーマの概要です。
 さて、実は愛知県美術館(以下、県美と略す)も、このIPMについては早くから取り組んでいる館であり、かつその活動は前回お話したとおり、外部協力者であるサポート部会(基本的に一般市民の方)に多大なバックアップをお願いしている館でもあります。それでその研究会のシンポジウムで愛知も事例発表のお誘いを受け、私(N.N.)が発表させて頂いたのですが、そこで私は九博をめぐるその博物館活動を支援する諸団体のみなさん(博物館のボランティアやNPO法人、「九博を愛する会」の方々など、以下、「九博のみなさん」と略す)の素晴らしい発表に触れ、大変に感動致しました。そしてこちらの県美サポート部会のみなさんと交流ができたらいいですね・・・というのを、その事例発表の結びにした・・・というのが、事の発端です。

 

 話が飛んでしまうのですが、今年、この東海地区で初めて文化財保存修復学会という学会の大会が岐阜で行われました。そこに出席される上記「九博のみなさん」が、大会より一日早く東海地区入りして下さり、なんと本当に県美のサポート部会を訪問して下さったのです。

 

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 引き合わせた当の「言いだしっぺ」は、当日、上記、地元で行われる学会の大会の準備の為に、その会に参加できませんでした。「いつも内助の功に徹している、うちのパパやお母さん達が、そんなに大勢の方々に囲まれて大丈夫かしらん」なぞと・・・後ろ髪を引かれる思いで学会の方に向かったのですが、なんのなんの・・・、そんな心配はまったく無用でした。
 その後、学会で合流した「九博のみなさん」から口々に「愛知のみなさんに元気をもらった」「話に聞く以上に、美術館のために細かい作業をなさっていることに驚いた」等、私はたくさんの感想を学会の会場で伺う事になったのです。後に写真を拝見させて頂きましたが、大変に和気藹々の会であったことを感じることが出来ます。

 

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 「九博のみなさん」と「愛知県美のサポート部会」では、実際に行っている活動の内容にはかなりの違いがあるのですが、「自分達が支援している博物館(美術館)の活動の一部を協働している」という思いは、みなさん同じだったに違いありません。同じ目的の元、「何をどうしているのか、そしてその活動が館の活動にどのようにつながっているのか」という点で、すぐに会話が弾まれたのだろうと思います。

 

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 「黒子に徹することの美学」、これは九博でのシンポジウムで九博のボランティアさんから伺ったのですが、私はこの言葉を聞いたとたん、まるでぐっと棒でも呑んだように上半身が起き上がってしまいました。この美学の意味や尊さを一番理解できるのは、もちろんこの美学を追求している方々同士に違いありません。今後もこのような交流がさまざまなところで行われればいいなあと思います。

(N.N.)

 

*1)Integrated Pest Management(総合的有害生物管理)の略。害虫・カビといった生物被害を回避するための方法。これについてはまた後日、もう少し詳しく話題として取り上げます。
 

 今回はいわば「裏方通信シリーズ」の番外編ともいうべきものです。今までも、この愛知県美術館のブログの中では、「友の会のサポート部会」という言葉がちょくちょく出てきているので、今回はこの「サポート部会」について、少し説明をさせて頂こうと思います。前回ご紹介いたしました「さらしのお洗濯」などをして下っている方々は、正式名称「愛知県美術館友の会 所蔵品管理サポート部会」という活動組織のみなさんです。

 

 愛知県美術館では、直接ボランティアを募集することを行っていません。しかし開館の翌年に発足した「愛知県美術館友の会」という会が、当初より活動目的の一つに「美術館の支援」という項目を掲げて下さっており、友の会は今まで美術館と協議しながら様々な支援への試みをされてこられました。
 2004年、当時の市川政憲館長の「美術館を理解してもらうための『協働』体験の場」という発案から、両者間および美術館内で何度も協議が重ねられ「友の会による美術館サポート活動」という試みが始まりました。この部会も、その6年前にいくつかできた部会の内の一つです。
 ここらへんはやはり紆余曲折があるのですが、現在の「愛知県美術館友の会」の中にある美術館支援活動組織は
 ・美術館モニター部会  
 ・美術館所蔵品管理サポート部会
の二つで、いずれも大変活発に美術館のための活動を行って下さっています。

 

 所蔵品管理サポート部会の場合、これは友の会の会員の方であれば、どなたでも、いつでも参加することができます。活動は第2第4水曜日、10時から4時の随時制。この時間帯であれば、いつ始めて、いつお帰りになられても自由です。毎回の出席も求められていません。部会のみなさんは、それぞれ御自分の生活スタイルに合わせて、毎回、半日だったり、月に1度のペースだったりと、この時間帯の中で参加のスタイルをお決めになっています。美術館側の担当との合言葉は「細く長く無理をせず」(ちなみに+「高望みせず、あきらめず」というのが、発足当時の担当の胸のうちでしたが、それはいつしか消えて無くなってしまいました)。それでも毎回、15名弱のみなさんが活動して下さいます。

 

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 一斉に活動がスタートするわけではないので、活動日の朝には、このように白板に、その日、美術館が部会のみなさんにサポートをお願いしたい作業の細々が提示されます。来られた部会員のみなさんは、その中から御自分でお仕事を選択します。お針仕事がお好きな方はお針仕事、事務的なお仕事がお得意な方は事務的な仕事。ですがやっていることは違っても、同じ机でおしゃべりをしながらゆったりと作業が進められます。
 この写真のお母さまは全体のまとめ役のお一人なので、誰も手をつけていない作業がないかとか、もっと大勢でかかった方がいいんじゃないかとか、作業の進行と白板を照らし合わせながら、全体について気を配って下さっているところです。

 

 以下は内規にうたわれているこの部会の活動項目と、その実例のほんの一部です。
 

1、保存業務に関して生じる様々な作業
   収蔵庫での収納や保存処置に使用する備品製作やその洗浄作業
 

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↑ミシン で備品製作

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↑さらしの作業


2、所蔵作品の調査や管理に関して生じる様々な作業
   所蔵品の管理に必要な所蔵品カード・在庫調査表、現状調書、ラベルなどの作成、書き込み
 

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↑所蔵品カード


3、所蔵作品の活用に関して生じる様々な作業
   キャプションの整理や、展示に使用される備品・道具の管理用備品の作製、その清浄化作業

 

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↑キャプション整理

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 ↑キャプション整理、備品の清掃

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↑お道具入れ作製

 

 このように、今では所蔵品管理に派生しがちな「地味」にして「美術館活動の根本的な部分に深く関わる諸作業」をして頂いている、裏方にとっては、なくてはならないパートナーと言っても過言ではないと思うのです。きっとこの裏方通信シリーズでは、今後も随所でこの部会のみなさんの活動の足跡をご紹介する事になることと思います。だって「裏方を巡れば、サポート部会の厚い支援にぶつかる」というのが事実なのですから。

 

 私はこのサポート部会の皆様のことを、心密かに「美術館のパパ、美術館の母」とお呼びしております。
(N.N.)

 みなさんは美術館や画廊などの展覧会に出かけようとするとき、何から情報を得られていますか?この愛知県美術館のブログをご覧になっているみなさんはもちろんインターネットによる情報入手をされていることと思いますが、一度にたくさんの情報を見ようとすると案外時間がかかってしまいますよね。
 その点、アナログ的な紙媒体の情報は、一目でたくさんの情報を見比べるように得られる良さがあります。
 東海三県(愛知、岐阜、三重)の主な美術館や画廊の情報をぎゅっと詰め込んだ便利な情報紙があるのをご存知でしょうか?それは『ナゴヤアートニュース』です。

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23の美術館施設と画廊68軒(内22軒は画像入り)で、他にも美術系大学やデパートなどの展示情報、そしてそれぞれのアクセスに便利なマップも組み込まれています。
 

 このナゴヤアートニュースは二ヶ月に一度、年6回の発行で、美術館や画廊に行くと無料で手に入れることができます。最新号の8,9月号で114号となります。これだけ内容の濃い紙面を無料で提供できているのは、掲載している美術館と画廊が手を携えて、それぞれ経費分担をしているからです。

 

 ナゴヤアートニュースの最初は市内の6軒ほどの画廊が集って「Nafa=なごやアートフレンドリー・アソシエーション」という横の繋がりを持ち、そこが発行していた簡単な四つ折りのパンフレットに、愛知県美術館と名古屋市美術館が展覧会情報を載せるところからスタートしたものです。Nafaと両美術館が中心になって東海地方の美術館に声をかけて拡大していったのです。これは、一般の美術誌のように広告や購読料を取って作っているのではなく、掲載している美術館や画廊が使用紙面に応じて負担をして作り上げている情報紙で、誌面構成を変えると負担が大幅に増えてしまうから現在の形が精一杯といえるでしょう。今の時代、広報予算を少しでも削らなければならない美術館や画廊にとっては負担の増えることは難しいのです。ある美術館では広報予算の内、ほかを削ってもこのナゴヤアートニュースの予算だけは確保しているというところもあるくらいです。
 それだけ、このナゴヤアートニュースが東海地方の美術ファンにとってとても便利で有効な情報入手ツールとなっているということです。発行の時期になるとまだ出ないかと問い合わせもありますし、すぐに美術館などに行けない人は郵送費を払って入手している人もいます。美術館や画廊で是非手にとってください。

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 実は毎号の内容はインターネットでも見られるようになっているんですよ。http://www.artnews.jp/ にアクセスしてみてください。
 

 なお、114号と115号は「あいちトリエンナーレ2010」の開催の関係から、愛知県美術館と名古屋市美術館としての紙面はお休みして、トリエンナーレの情報が掲載されます。(ST)

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▲ 名古屋市美術館「ゴッホ展」&愛知県美術館「カンディンスキーと青騎士」展 期間限定セット券 (見本)

 

【上の作品】 フィンセント・ファン ・ゴッホ 《アルルの寝室》 1888年
ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団) 
(c) Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)   

 
【下の作品】 ヴァシリー・カンディンスキー 《オリエント風》 1909年

レンバッハハウス美術館

Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München


来年2月、愛知県美術館は 「レンバッハハウス美術館所蔵 カンディンスキーと青騎士」展(2011年2月15日[火]-4月17日[日])を、名古屋市美術館は「没後120年 ゴッホ展」(2011年2月22日[火]-4月10日[日])を開催します。そこで今回、初めての試みとして、両展のセット券を発売することになりました!

セット券の価格は2,000円。これで、名古屋市美術館「ゴッホ展」に一般1名様、愛知県美術館「カンディンスキーと青騎士」展に一般1名様がご入場いただけます。「ゴッホ展」一般当日券が1,500円、「カンディンスキーと青騎士」展一般当日券が1,200円で、合計すると2,700円ですから、この2,000円のセット券は700円もお得です!

ちなみに、カンディンスキー(1866-1944年)はどういう芸術家か、ご存知の方も多いでしょう。モンドリアン、マレーヴィチと並び称される、抽象絵画の偉大な開拓者です。「青騎士」は、そのカンディンスキーをリーダーに、1911年にミュンヘンで結成された芸術家グループです。フランツ・マルク、ガブリエーレ・ミュンターなどを主要メンバーとして、ドイツ表現主義の中核となる注目すべき活動を展開しました。愛知県美術館の「カンディンスキーと青騎士」展では、世界随一の青騎士コレクションを誇るレンバッハハウス美術館(ミュンヘン)の所蔵品の中から厳選された油彩画約60点(うち、カンディンスキー約30点)によって、第一次世界大戦前のミュンヘンで花開いたカンディンスキーと青騎士の芸術の精華をお見せします。

セット券販売期間は2010年8月8日(日)-9月30日(木)です。数に限りがありますので、購入はどうぞお早めに! (TO)


〈名古屋市美術館「ゴッホ展」&愛知県美術館「カンディンスキーと青騎士」展 期間限定セット券 販売場所〉

●愛知芸術文化センター
・地下2階 プレイガイド (日本プレイガイド)
・10階 愛知県美術館チケット売場 (※この売場のみ、販売期間は2010年8月21日[土]-9月30日[木]となります。)

●名古屋市美術館

●その他
・栄プレチケ92
・中日サービスセンター
・日本プレイガイド
・オアシス21 iセンター
・ヤマハミュージック東海名古屋店プレイガイド
・CBCラヴァースショップ
・今池ガスビルプレイガイド
・ユニモールプレイガイド
・中日文化センター
・中日新聞販売店

 

美術館友の会講座

2010年08月03日

 愛知県美術館友の会では、会員向けの講演会や講座も開催しています。その内容は当館の展覧会やコレクション関連に限らず、「ルネッサンス」「ヴァトー、シャルダン」「ガンダーラとバーミヤン」「仏像の光背」「浮世絵」「人間国宝の陶芸」など、会員の希望による幅広いテーマが取り上げられています。
 去る7月24日(土)には、「現代の表現―社会の中での試み」と題した講座が催されました。講師は豊田市美術館チーフキュレーターで美術批評家の天野一夫さん。

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▲大きな部屋での講演会とはまた違った和やかさと熱気が。

 天野さんのお話は、現代美術を(自分なりに)読み解くことを愉しもう、あいちトリエンナーレでいつもの美術館・いつもの街が異なったものになることを現場で感じよう! というもの。
 現代美術と社会の関係の例として、クリスト(大きな建物や自然の景観などを布で包む作品で有名)の制作記録が紹介されました。作品の壮大さをあらためて感じるとともに、地元住民たちの賛否両論熱い語り口に、ご聴講の皆さんから笑いがこぼれました。

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▲万里の長城のような、クリストの布フェンス。

 友の会へのご入会は、トリエンナーレ開催中も美術館入口で受け付けています。
                                             (T.M.)