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コレクションはどこに?

2010年09月13日

 現在、あいちトリエンナーレ開催中の愛知県美術館。トリエンナーレの展示のために、所蔵作品は収蔵庫に仕舞われていますが、それでも「今、所蔵作品はどこで見られるの」というありがたいお問い合せをいくつかいただいております。そこで今回は、トリエンナーレ期間中も見られる愛知県美術館の所蔵作品についてご紹介します。


 まず、田原市博物館のサテライト展示「愛知県美術館 所蔵作品による川瀬巴水展」(9月20日まで)がおすすめです。巴水は日本の津々浦々を訪ね歩き、その光景を美しい版画で表現した版画家です。大正から昭和にかけて活躍した巴水は「昭和の広重」とも呼ばれています。秋の田原で日本の名所巡り、いかがでしょうか。

 

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 また、10月23日から12月19日にかけて三重県立美術館で「愛知・岐阜・三重三県立美術館協同企画展 ひろがるアート」が開催されます。三重県立美術館、岐阜県美術館、そして愛知県美術館の所蔵作品で構成される展覧会です。三重県立美術館の学芸員さんの手腕が発揮されるこの展覧会、当館で行う所蔵作品展とはひと味、ふた味も違うかたちで愛知県美術館の所蔵作品が展示されます。大型の現代美術作品が数多く展示される予定ですので、愛知県美術館としてもどのようになるのかドキドキです。

 

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↑ニーヴェルソンの巨大なオブジェも解体され、三重への輸送を待つばかりです。

 

 もちろん、これら以外にも全国各地の美術展に愛知県美術館の所蔵作品が出展されています。しかし、やっぱり気になるのは当館の代表作品であるクリムトやピカソの行方ではないでしょうか。実はクリムト《人生は戦いなり(黄金の騎士)》もピカソ《青い肩掛けの女》も、トリエンナーレ期間中は海外に貸し出される予定です。これについては、次回のブログでお伝えします。
(F.N)