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トリエンナーレの次の展覧会、準備中!

2010年09月29日

愛知芸術文化センター、そしてその周辺の街は、まさに「都市の祝祭」!と、トリエンナーレで盛り上がっていますが、愛知県美術館の内側では、次の展覧会「美の精髄 愛知県美術館の名品300」の準備が粛々と進められています。
 

展覧会のタイトルにもあるとおり、当館のベスト300の作品が展示される予定です。「ベスト300って、何だか多いな」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、現在当館のコレクション点数は約7600点。その中から300点選ぶのもなかなか至難の業で、担当者も頭を悩ますところ。


さて、この展覧会のチラシやポスターといった広報物が出来上がりつつあります。このブログをご覧の皆様に、一足先に公開です。

 

001dsc01947美の精髄.jpg

↑広報物を一部ご紹介

 

当館の目玉作品はなんといってもクリムトの《人生は戦いなり(黄金の騎士)》ですが、意外なことに展覧会のポスターやチラシのメインヴィジュアルに使用されるのは初めてのこと。今回は画面中央の黄金の騎士をぐっとクローズアップした仕上がりです。


実はこのクリムトの作品は、世界中の美術館でクリムト関連の展覧会が開催されるたびに引っ張りだことなる非常に重要な作品。現在もハンガリーのブダペスト美術館で開催中の展覧会「裸の真実:グスタフ・クリムトとウィーン分離派の始まり1895?1905」に出品され、展覧会のハイライトとしての重責を担っています。この展覧会の会期は9月22日から来年1月9日までですが、全期間貸し出されると当館の名品展に間に合わない!クリムトがない名品展なんて名品展ではない!というわけで、こちらの展覧会に間に合うように11月には当館に帰ってきます(ほっ)。一方、ブタペスト美術館からは、半期だけでも展示したい!遠く離れた日本から作品の輸送費がどんなにかかろうとも展示したい!という意気込みが伝わってきます。つまりそれだけ貴重な作品だということで、何だか誇らしい気持ちになります。


当館の展覧会は11月26日(金)からと、もう少し先のことですが、当館の名品が8室の展示室やロビーなど美術館の全空間に並ぶのは、必見です!ぜひ足をお運びください。また今回の展覧会の関連事業として、当館全学芸員が一人ひとりお勧めの1点を選び、その作品を解説する説明会を行います。こちらも楽しみにしてください。(この関連事業の詳細は展覧会チラシをご覧いただくか、当館ウェブサイトの「企画展関連イベント」のページに後日掲載されますで、チェックしてみてください)

(MRM)