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愛知・岐阜・三重 三県立美術館協同企画 「ひろがるアート」展

2010年10月24日

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10月23日(土)から12月19日(日)まで、三重県立美術館で『ひろがるアート』展が開催されています。これは所蔵品をより魅力的に展示するために、愛知・岐阜・三重の三県立美術館が協力して行う三県立美術館協同企画の第5回目の展覧会になります。今回の副題は『現代美術入門編』といい、20世紀後半の美術に焦点を当てています。愛知県美術館からは17点の作品が出品されているのですが、ニーヴェルスンの《漂う天界》を始め、戸谷成雄の《双影体II》、千崎千恵夫の《無題》など大型の作品が多いので、点数以上に愛知の所蔵品の印象は大きいです。

 

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これは搬出前、お預けする三重県立美術館の学芸員さんと双方で点検を行い、作品の引継ぎをしているところです。

 

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大きなカンバス作品の梱包は、物理的にただ大きいというだけでない難しさがあります。たわませると、最悪の場合、画面が裂けてしまうことがあるくらい危険なことだからです。不均衡な力を与えないように・・・、ゆっくりと・・・・、みんなでタイミングをあわせて・・・・。

 

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今回は組み立てや展示が難しい作品も多かったので、展示作業には愛知の学芸員も応援に行きました。例えばこの西村陽平の《Iron Container for Mummified Magazines》などがそうです。この作品の場合は16個のパーツから成り立っており、瓶も組み立てた後に置く事になっています。こういうものは作家から直接聞いた設置方法の言葉が非常に大事です。作品とは別に、所蔵品の資料として美術館が大切に保管しています。複雑なものは作家が設置しているところをビデオ撮影して保管しているものもあります。

12月4日(土)2時からは、当館の学芸員も参加したギャラリートークが行われます。どうぞみなさんお出かけ下さい。

 (N.N.)