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ポロック展開催予告ポスターを作りました!

2011年02月07日

 

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愛知県美術館はこの秋、「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」(2011年11月11日-2012年1月22日)を開催します!

このポロック展、実に日本初のポロック回顧展となります。これまでも過去に別のいくつかの美術館でポロック回顧展は計画されてきたようですが、さまざまな事情からいずれも実現には至りませんでした。最大の問題はおそらく、作品が集まらないというものでしょう。2006年にポロックの絵画が1億4000万ドル(1ドル=100円とすれば、なんと140億円!)という最高額を叩き出したのは今でも話題に上る衝撃的な出来事ですが、それは単発のこととしてさて置くにしても、現代作家の中でポロックが最も作品を集めにくい画家の一人であることは間違いありません。そんな困難を乗り越えて、日本美術界待望のポロック回顧展がついにこの秋、愛知県美術館で実現します!

そんなふうに国内の熱い期待を背負ったこのポロック展ですが、さらに、世界からも大きく注目される要素を備えています。本展は「生誕100年」と銘打ってあるとおり、ポロック(1912年アメリカ生まれ。1956年没)の生誕100年を記念して開催するものですが、どうやら本展が世界で唯一の生誕100年記念ポロック回顧展となりそうなのです。本国アメリカにとってはポロックは国宝級の存在ですから、まずアメリカで大々的に行われそうなものですが、私が出品交渉でアメリカ各地、またヨーロッパ各地の美術館や画廊を回ってきた中で、競合企画について耳にしたことは不思議と今日まで一度もないのです。(生誕100年記念回顧展ではないですが、スペインの某美術館が本展のちょっと前の時期に小さなポロック展を計画しているという情報は一つだけ入っていました。しかしこれも、やはり作品が集まらないという事情からでしょうか、延期になったと先日聞きました。)そんなわけで、欧米のアート関係者の間でも Aichi Prefectural Museum of Art の “Jackson Pollock: A Centennial Retrospective”、かなりの話題になっています!

100年に一度の歴史的なイベントとなるこの「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」、どうぞご期待ください! また、当ブログにてポロック展開催までの間、「ポロックの足跡を訪ねて」(仮題)という連載記事を月1回程度のペースでUPしていく予定です。こちらもお楽しみに! 

(T.O.)