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ポロック展、開幕!

2011年11月12日

ついに日本初のポロック回顧展「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」が名古屋でスタートしました!


皆さんきっとこの日を心待ちにされていたのでしょう、昨日10日の開会式には、なんと500人以上の招待客が駆けつけてくださいました。


そして、この記念すべき日本初のポロック回顧展にふさわしい豪華なゲストもお迎えしました。

まずは、ニューヨーク州イースト・ハンプトンに残るポロックの自宅とアトリエを管理する研究機関である、ポロック=クラズナーハウス・アンド・スタディセンターのディレクター、ヘレン・A・ハリソンさん。

 

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↑ 開会式でスピーチをするヘレン・A・ハリソンさん。


ポロックの専門家であるハリソンさんは、スピーチの中で、生誕100年という記念すべき年に日本で回顧展が行われることに温かいお祝いの言葉を述べてくださいました。

このポロック=クラズナーハウスからは、本展のために、ポロックの作品はもちろん、貴重な資料も多数お借りしています。また、本展の見どころの一つであるポロックのアトリエ再現は、まさにハウスの協力なしには実現しなかったものです。

ハリソンさんには、本展カタログの巻頭論文も寄稿いただき、本展出品作を通じてポロックの画業を解説していただいています。

また、明日12日午後には、「ジャクソン・ポロック――その芸術と人生と遺産」と題して記念講演会も開いていただくことになっています。こちらもぜひご参加ください。

まさに本展を完全バックアップしていただいたハリソンさん。今回のお礼も兼ねて、私もいつかイースト・ハンプトンを訪れてみたいと思っています。


さて、豪華ゲストの二人目は、アーティストの石井竜也さんです!

米米クラブの活動をはじめ、シンガーとして成功された石井さんですが、実は10代の頃は画家を目指しておられました。そして、そのきっかけとなったのが、なんとポロックの絵を画集で見たことだったそうです。

そんな縁もあり、本展のテーマ・ソングの作曲をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

そうして出来上がったポロック展テーマ・ソング「Where is Heaven」(11月30日リリース予定)が会場に流れる中、スピーチ台へとあがった石井さん。

ご自身のポロックへの熱い思いと同時に、ポロックがいかにその後の美術、さらには音楽にまで影響を与えているか、ということを石井さんらしい言葉で語ってくださいました。

 

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↑ ポロックについて熱く語る石井竜也さん。


何より印象的だったのは、ポロックという画家の功績が、2011年現在も私たちの中に生きた文化として引き継がれている、という石井さんの言葉でした。

ポロックは分からない、遠い存在だと漠然と思っている方も、石井さんに習ってこのような視点で展覧会をご覧になると何か発見があるかもしれません。


開会式後は展覧会も楽しんでおられた石井さん。アトリエ再現にも興味津々のご様子でした。

 

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↑ アトリエ再現コーナーでの石井さん。


ちなみに、石井さんは本展音声ガイドのナビゲーターも務めていただいています。一つ一つの作品について石井さんのコメントを聞きながら鑑賞するのも、きっと面白いはず。私もぜひ聴いてみたいと思っています。

 

「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」は、来年1月22日までの開催です。

皆さんも、この歴史的な展覧会をくれぐれもお見逃しないように!!


(S.N.)