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ご報告

2011年12月10日

東日本大震災発生から9ヶ月が過ぎようとしています。被災された方々に、あらためて心からのお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。


愛知県美術館では、震災以降、さまざまな機会に来館者の皆様に義援金へのご協力をお願いし、その都度、ご支援をいただいてまいりました。そのなかで、被災した美術品をはじめとする文化財を救出する「文化財レスキュー活動」へのご支援を呼びかけさせていただいてまいりました。先日、全国美術館会議から感謝状を受けてまいりましたので、ここにそのご報告を申し上げます。

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↑ 感謝状の授与。左は全国美術館会議・青柳正規会長、右が村田。


まず、4月29日から6月12日まで麻生三郎展を開催にあわせて、所蔵作品展では、この度の大震災で被災された方々に思いをよせ、その心情に寄り添わせていただくことを願って、「祈りと鎮魂」をテーマにしたささやかな展示を行いました。その際、展示室内に文化財レスキューの支援のための義援金箱も設置し、ご来場いただいたお客様にご協力をお願いいたしました。その結果、175,406円の義援金をお寄せいただきました。この義援金はその後、「愛知県美術館来館者一同」として全国美術館会議に託させていただきました。その義援金への同会議会長からの感謝状です。


つぎに、7月9日から9月4日まで開催した「東北復興支援特別企画 棟方志功 祈りと旅」展では、この展覧会の実行委員会として、支援のための募金、絵葉書あるいはポスターの販売などを通じてご協力をお願いし、合計金額569,234円の義援金を集めさせていただきました。この内、半額の284,617円を文化財レスキュー活動のため、全国美術館会議に託させていただきました。同じく、その感謝状です。なお、この義援金の半額につきましては、朝日新聞厚生文化事業団に託させていただきました。

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また、棟方志功展開催期間中には、美術館のミュージアムショップで、東北地方の各美術館のオリジナルグッズや、同地方の名産品などを販売して、その収益金500,011円の半額250,006円を、このショップを運営する愛知県文化振興事業団から、文化財レスキュー活動等のために全国美術館会議に託させていただきました。なお、この収益金の半額につきましても、朝日新聞厚生文化事業団に託させていただきました。


以上、ご報告させていただきますとともに、改めて皆様のご支援とご協力に心から感謝申し上げます。


愛知県美術館長
村田 眞宏