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コレクション調査進行中

2012年02月21日

木村定三コレクションの調査については、作品の寄贈以来継続して続けていますが、今年度は主に金工品を中心に行っています。

 

調査_s.jpg

↑ 木村定三コレクションの調査風景。

 

特に銅鏡についてはその全体像を目録にまとめようと現在調査を進めています。

専門の研究者に依頼して調査・研究を進めていますが、それぞれの作品を目の前にして、作品の状態や、形態・文様など専門外の者にはわからないことなどいろいろ教えていただきながら調査を進めることができ、実物に触れる楽しさを感じる醍醐味はなかなか得られない経験となっています。

考古資料でもあることから、発掘品として錆が付着していたりすると、赤錆だったり緑錆だったり、また変形していたりして、どんな状況で土中に埋まっていたのが想像され、興味は尽きません。

 

銅鏡特有の神像獣像も拡大すると実に鮮明で、中国の金工品などによく見かける、足や角の欠けた小型で細長い胴体の龍型文様である文(ちもん)が複雑に絡み合う蟠文(ばんちもん)などは、実に生き生きとしかも奇妙で、古代の人々の想像力のすごさに圧倒されてしまいます。

 

蟠螭文鏡部分_s.jpg


↑ 青銅蟠文鏡(せいどうばんちもんきょう)部分

 

細文地方格規矩四龍文鏡部分_s.jpg

↑ 青銅細文地方格規矩四龍文鏡(せいどうさいもんじほうかくきしりゅうもんきょう)部分

 

年度末には目録にまとめる予定ですが、出来上がるのが楽しみです。

(H.K.)

 

*ブログ編集担当者より

文(ばんちもん)模様のオリジナル商品を開発したくなります。