2012年04月123456789101112131415161718192021222324252627282930

吉本直子「Reflection Space―鼓動の庭」始まりました!

2012年04月19日

APMoA Project, ARCH(アーチ) vol.1 として、吉本直子「Reflection Space―鼓動の庭」が始まりました。


といっても、皆さんの頭に一杯??マークが浮かんでしまうといけないので、ひとつひとつ順番に説明していきますね。


まず「APMoAって何?」って思われますよね。これは愛知県美術館の英語での名称Aichi Prefectural Museum of Art の単語の頭文字をとっています。これで「アプモア」って呼びます。ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art)が「MoMA モマ」と呼ばれているのと同じ発想です。これからはどうぞ気軽に「アプモア」と呼んでください。


続きまして、「アーチ」というプロジェクトですが、名称は愛知県の「アイチ」と橋をかけることを意味する英語の「Arch(アーチ)」がかけられています(笑)

昨年まではテーマ展として、年に一度東海地方にゆかりのある作家さんを紹介する展覧会を行ってきました。このテーマ展を本年度リニューアルさせたのが、「ARCH」です。この新しい名前には、このプロジェクトが作家の表現活動をサポートし、作家、美術館、鑑賞者の架け橋になれば、という想いが込められています。紹介する作家さんは東海地方に限らず、日本全国、可能であれば海外の作家さんでも展示を行い、当館学芸員と作家さんが協同して展覧会を作ります。

またこのプロジェクトは企画展の会期にあわせて開催されますので、本年度はなんと5本!の展覧会が行われることになりました。


さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題!


このプロジェクトの輝かしい第1回を飾ってくださったのが、吉本直子さんです。

京都在住の作家さんで、白い古着を用いて作品を制作されます。今回吉本さんは「古着を用いた作品の集大成を見せたい!」とおっしゃってくださり、結果ものすごくパワフルな展示となりました!!

 

photo1_s.jpg
 

↑ これは古着をのりで固めたパネル。ものすごい数です!

 

photo2_s.jpg

↑ このパネルを壁にかけて、古着による巨大な壁面を作りました。

 


吉本さんは白い古着に露わになった染みや汚れに、人が生きた痕跡、いのちの証を見出して作品を制作します。展示室とガラスケースのインスタレーション、さらに美術館ロビーに立体3点が展示されています。実物はぜひ美術館に足を運んでご覧ください!


また4月28日には吉本さんご自身によるレクチャーを行います。

古着を用いて作品を作るようになったきっかけや、今回の展示に込めた想いなどを語っていただきます。時々関西弁をまじえてお話されるチャーミングな吉本さんに、ぜひ会いに来てください。


(余談ですが...)展示中からずっと「あんかけスパ食べたい!」とおっしゃっていた吉本さん。展示作業で時間がなく、残念ながらあんかけスパ屋さんにはいけなかったので、皆様レクチャーにお越しいただき、おいしいあんかけスパが食べられるお店を吉本さんに教えてあげてください!

(M.MR.)