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くうそうかいぼうがく@アートラボあいち

2012年12月24日

 APMoA Project, ARCH vol. 4の作家・奥村雄樹さんを講師にお招きして、アートラボあいちでワークショップ「くうそうかいぼうがく」を行いました。

 くうそうかいぼうがく(空想解剖学)とは、奥村さんの造語で、身体の内側のことについての解剖学的な知識が欠落している部分について、普段の生活のなかでの経験を通じてわたしたちが作り上げているイメージに基づいた解剖学のことです。たとえば、走ると心臓がドキドキする、転んだら血が出る、口から食べ物を入れたらお尻から出てくる、といった日常的な経験によって、どこにどのように内臓や器官が配置されているかについての精確な知識がなくても、自分の身体がどんなふうにできているかについて、わたしたちははっきりとイメージすることができます。普段あまり意識することはないけれど、皆それぞれに持っている体内のイメージを描き出してみよう、という趣旨のワークショップです。普段は子ども限定で行われることが多いこの「くうそうかいぼうがく」ですが、今回は通りがかった方でも気軽に参加できるように、と年齢制限ナシ。

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 皆さん描きながら色んなことを説明してくださいます。

 「ここまで毒が入ってるの!」え?え?

 「タバコを吸うからか、どうしても肺に意識が行くんだよね。肺に対して後ろめたい気持ちがあるのかな(笑)」わかります。。

 「お腹の中に、ごませんべいを溶かしてくれる人がいるの」ごませんべい限定なん?

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 自分で自分のお腹を切って手術したブラックジャックのように、自分の身体の中を開いて見たことのある人は殆どいないと思います。もちろん胃カメラやCTスキャン、エコーなど、技術的に体内の様子を探る方法はいくつもありますが、それらを使わなくても、わたしたちは普段から自分の身体のなかのことを想像で豊かに補いながら生活しています。そんな自分の想像力に気付かせてくれる、楽しいワークショップでした。

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 ご参加いただいた皆さんのステキな体内(ある意味ヌードより赤裸々です)は、2月11日までアートラボあいち1Fに展示されていますので、美術館での展示「善兵衛の目玉(宇宙編)」と合わせて、是非足をお運びくださいませ。(KS)

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